冬になると、
「何を塗っても乾く」
「ケアしているのに改善しない」
そんな声が一気に増えます。
でも実は、
乾燥=保湿不足とは限りません。
乾燥は、
✔ 肌の問題
✔ 環境の問題
✔ 生活習慣の問題
が重なって起こるもの。
今日は、
乾燥が起こる仕組みと、見直したいポイントを
まとめて整理します。
そもそも、なぜ肌は乾燥するのか?
肌のうるおいは、
・水分
・油分
・バリア機能
のバランスで保たれています。
乾燥が起こるのは👇
・水分が足りない
・油分が足りない
・バリア機能が乱れている
このどれか、または複数が崩れたとき。
冬は特に、
水分が蒸発しやすく、回復しにくい環境になります。
① 空気の乾燥を甘く見ている
冬の室内は、
想像以上に乾燥しています。
・暖房使用
・湿度30%以下
・風による水分蒸発
この環境に長時間いるだけで、
肌の水分は自然に失われます。
スキンケア以前に、
環境そのものが乾燥を作っているケースは非常に多いです。
② 洗いすぎ・落としすぎている
乾燥が気になるときほど、
実は「洗いすぎ」が起きやすい。
・洗顔料を朝晩使う
・熱いお湯で洗う
・ゴシゴシこする
これらは、
必要な皮脂まで落としてしまい、
乾燥を加速させる原因になります。
③ 保湿の“順番”が合っていない
保湿は
「たくさん塗ればいい」わけではありません。
・水分を入れずに油分だけ足す
・一度で終わらせてしまう
・乾燥部分とそうでない部分が同じケア
この状態では、
肌はうるおいを保持できません。
水分 → 油分
この順番が、乾燥対策の基本です。
④ 乾燥しているのに刺激を与えている
乾燥時期にやりがちなのが、
刺激の強いケア。
・ピーリング
・スクラブ
・強いマッサージ
乾燥している肌は、
バリア機能が低下している状態。
ここに刺激を加えると、
回復する前にさらに乾燥が進みます。
⑤ 顔以外の乾燥を見落としている
乾燥は、
顔だけに起こるものではありません。
・首
・デコルテ
・バスト
・背中
これらを放置すると、
全体の印象が乾いて見えます。
顔と同じ感覚で考えることが大切です。
⑥ 内側の水分不足も関係している
冬は喉が渇きにくく、
水分摂取量が自然と減りがち。
体内の水分が不足すると、
肌にも影響が出ます。
・一気飲みではなく、こまめに
・常温の水や白湯
・カフェインの摂りすぎに注意
外と内、両方からのケアが必要です。
乾燥対策で大切なのは「一気に変えないこと」
乾燥を改善しようとして、
一度にすべてを変えると続きません。
・洗いすぎをやめる
・保湿の順番を意識する
・環境を少し整える
まずは、
一つだけ見直すのが正解。
まとめ|乾燥は「肌質」より「扱い方」で決まる
乾燥について大切なポイント👇
・環境の影響は大きい
・洗いすぎは乾燥を招く
・保湿は順番が重要
・刺激は逆効果
・顔以外も同じ基準で考える
・内側の水分も忘れない
乾燥は、
正しく向き合えばコントロールできます。
「何を塗るか」より、
どう過ごすか。
これが、乾燥対策の本質です。
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